未来の人間像:映画『The Creator (2023)』感想
The Creator (2023) 見てきました。
この映画は9月頃に見にいったので少し前になるのですがとても印象に残ったので少し感想を書きたいなぁと思います。
私の中で何が1番大きなインパクトが残ったかと言うと
”人間とはなんなのか?”
と言う事です。
この映画を観て思った事と言うよりはずっと考えていたことではあるんですがちょうど良い問題提起であったので取りあげてみました。
みなさん爪を切ったり、髪を切ったりしますよね?
その切り離された爪や髪に対して
『人』 っていう認識はないですよね。
まぁあったとしても体の一部みたいな感じでしょうか。
私も普段はそんなことは考えません。。
ではこの割合が大きくなって行った場合はどうでしょうか?
例えば
指を失った。
手を失った。
腕を失った。
足を失った。
こういうことも起こりうるわけでその時に義手や義足などを使ったりすることもあるかもしれません。
義手や義足、これらも時代と共にどんどん進化していくでしょう。
使い勝手が良くなったり、見た目が本物のように良くなっていったり。
もしくは体の違うパーツの交換なんかも可能になっていくのかもしれません。
その時にその人は『人』なんでしょうか??(別にそれについて否定がしたい、肯定がしたいと言うことではありません。)
いや、手足が義手義足でも脳や心臓がそのままなら人でしょうという人もいるかもしれません。
ではさらに進んで記憶装置が性能が良くなり脳の置き換え、その人の人生の記憶の保存ができる様になったら。。。
こんなふうに考えていくと境界が曖昧になってきませんか?
誰でも好きなアンドロイドの体に自分の記憶を載せて生きていく事ができる様になっていく。
生きていくと言いましたがそこも曖昧ですよね。。
例えばアンドロイドになった場合寿命は?死ぬことはあるのか???と考え始めると私にはわからないことだらけだし答えの出ることでもないのかもしれません。
でもそう遠くない未来にこの様な事が起こっていくのかもしれません。
答えのないことではあるのでしょうが自分なりに向き合っていく必要があるのかなと。
みなさんはどう思いますか?
私はこんなことを考えながらこの映画を観ていました。
映画自体も結構楽しく見る事ができました。
おすすめです。